薫主堂
江戸時代の近畿地方の大規模な圧屋屋敷の構えを残す住宅
御廟山古墳の南側にあり、主屋と表門・米蔵・西蔵及び土地が重要文化財に指定されています。白漆喰の土塀に囲まれた中には、主屋・土蔵・不動堂・稲荷社があり、建物と山林を含めた敷地全体が、江戸時代の近畿地方の大規模な庄屋屋敷の構えを良く残しています。
主屋は切妻造段違の茅葺屋根で、この屋根の形は「大和棟」(やまとむね)ともいわれ、大阪府と奈良県北部にかつては数多く見られた特徴的な民家の姿です。内部は約半分を土間とし、大きな梁が架けられ雄大な空間を作っています。
昭和50年代の保存修理工事により、建築当初の天正年間(1573~1592年)には屋根形式が入母屋造であったことや、後の増改築により座敷や玄関などが整えられ、現在の姿は18世紀の終わり頃に完成したことがわかりました。
所在地 |
堺市北区百舌鳥赤畑町5丁647 |
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アクセス |
JR阪和線「百舌鳥駅」下車 |
その他 |
◆内部非公開◆ |
施設名 |
髙林家住宅 |
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