片桐棲龍堂
市内で数少ない豪農の住宅建築
兒山家は、家伝では中世にさかのぼる旧家で、家業の施薬に加え、江戸時代を通じ大庄屋として小出藩代官もつとめていました。この建物は江戸時代後期に本家より分家し、通称「東兒山」と称されている住宅です。
敷地は、北に陶器川を背にしたゆるやかな傾斜地にあり、土蔵と土塀や門長屋で四周を取り囲み、敷地内には主屋や座敷をはじめ数多くの建築物があります。
主屋は江戸時代後期の建築で、入母屋造を重ねた本瓦葺の屋根や煙出し等が、重厚な外観を特徴づけています。庭に面した座敷二間の襖や床には、江戸時代後期の大阪画人金子雪操による山水画が描かれています。主屋ほか9棟が、平成14年に国の登録有形文化財になっています。
| 所在地 | 堺市中区陶器北1404 | 
|---|---|
| アクセス | 南海バス「福田中バス停」下車 | 
| その他 | ◆内部非公開◆ | 
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