与謝野晶子生家跡
堺に生まれ明治・大正・昭和を短歌とともに生きた情熱の歌人与謝野晶子。明治34年出版の「みだれ髪」は、鉄幹へのあふれる愛と青春のみずみずしさを歌いあげ、浪漫主義の代表作となりました。甲斐町の生家跡には「海こひし潮の遠鳴りかぞへつつ少女となりし父母の家」の歌碑があります。歌碑周辺の石組みは歌にちなみ、海の波をイメージして高低に配し、所々の青色タイルは光る水面を表現しています。
- 徒歩約5分(0.3km)
のんびりゆっくり
堺の名所
人気コースそのⅡでは、与謝野晶子生家跡、さかい利晶の杜、千利休屋敷跡をへて、千利休が修行したことや徳川家康伝説で知られる南宗寺を拝観。令和元年に大阪初の世界遺産となった百舌鳥古墳群の仁徳天皇陵、大仙公園内にある堺の歴史・文化がわかる堺市博物館、気軽に抹茶を楽しむことができる堺市茶室、市制100周年に造られた美しい築山林泉廻遊式の日本庭園を巡るコースです。
まちの風物詩「チンチン電車」に乗って、堺のまちをのんびりゆっくりまわってみませんか。
堺に生まれ明治・大正・昭和を短歌とともに生きた情熱の歌人与謝野晶子。明治34年出版の「みだれ髪」は、鉄幹へのあふれる愛と青春のみずみずしさを歌いあげ、浪漫主義の代表作となりました。甲斐町の生家跡には「海こひし潮の遠鳴りかぞへつつ少女となりし父母の家」の歌碑があります。歌碑周辺の石組みは歌にちなみ、海の波をイメージして高低に配し、所々の青色タイルは光る水面を表現しています。
千利休と与謝野晶子を通じて堺を見て、触って、体験できるミュージアムが平成27年にオープン。「千利休茶の湯館」「与謝野晶子記念館」など4つのエリアに分かれた館内では、タッチパネルや映像で千利休をはじめ堺の観光情報や、みどころをわかりやすく紹介。
「茶の湯体験施設」では三千家(表千家、裏千家、武者小路千家)のお点前により抹茶とお菓子を気軽にお楽しみいただけます。
堺の今市町、現在の宿院町西1丁の豪商魚屋の長男として生まれ、わび茶を大成した千利休は天下一の茶匠として、権勢を振るい茶道千家の始祖・茶聖と称されています。屋敷跡には椿の炭を底に沈めていたといわれる椿の井戸と、利休ゆかりの大徳寺山門の古い部材で建てられた井戸屋形があります。
三好長慶が建立し、千利休をはじめ著名な茶人たちが修業をした禅寺。大坂夏の陣で焼失後、江戸初期に沢庵和尚により再建されました。国の名勝枯山水庭園や、天井に「八方睨みの龍」が見られる重要文化財指定の仏殿、利休ごのみの茶室、伝説の徳川家康の墓など、見所も豊富です。
日本最大の前方後円墳、百舌鳥耳原三陵のひとつで、前方部を南に向けた墳丘は、全長約486m、後円部径約249m、高さ約35.8m、前方部幅約307m、高さ約33.9mの規模で、三段に築成されています。左右のくびれ部に造出しがあり、三重の濠が巡っています。陪塚と考えられる古墳は10基以上に及び、5世紀中ごろの築造と考えられます。
「ここに来れば堺の歴史と文化がわかる」博物館。古代から近代まで堺の歴史を時代ごとにゾーン展開、貴重な多くの出土品や堺のまちが培ってきた文化財などの展示を、タイムスリップするような気分で見学できます。
大仙公園の一角、閑静な空間にある国の登録有形文化財の茶室伸庵・黄梅庵。伸庵は数奇屋普請の名匠仰木魯堂が粋をこらし建てた茶室で芝公園から移築されたもの、立礼席では椅子に腰掛けて気軽に抹茶を楽しむことができます。二つの庵をつなぐ庭園には、国指定重要文化財の旧浄土寺九重塔などの見どころも。
大仙公園の一角、閑静な空間にある国の登録有形文化財の茶室伸庵・黄梅庵。黄梅庵は橿原市今井町の豊田家にあった江戸中期の茶室が昭和に移築されたもので、外観は銅板葺き屋根を重ね合わせた変化に富む構成となっています。
大仙公園内に市制100周年を記念して造られた伝統的な作庭技術を駆使した2.6haの美しい築山林泉廻遊式庭園。花木に囲まれ風情豊かなあずまや青苔亭、映波橋・印月橋、杜若池、飛流瀑など、美しい池、流水やハナショウブ・梅など四季の花で彩られます。また景色を楽しみながら、お抹茶と菓子をお楽しみいただけます(有料)。
あわただしい車の往来の中をゆっくり、のんびりと走るチンチン電車。阪堺線はほぼ旧紀州街道に沿った路線で、どの駅で降りても歴史に育まれた堺ならではの見どころがいっぱいです。
堺観光ガイドブック
堺観光ガイドマップ、百舌鳥古墳群エリアマップなどの堺の観光パンフレットは、観光パンフレットページにてダウンロードしていただけます。
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