百舌鳥古墳群をはじめ旧堺港、関西国際空港、淡路島、明石海峡大橋など360度の眺望をお楽しみいただけます。

かつて鉄炮の一大生産地であった堺。「鉄炮鍛冶屋敷」は、我が国で唯一現存する江戸時代の鉄炮鍛冶の作業場兼住居です。

明治5年創業の日本刀や包丁を鍛える工房です。戦後まもなく行われた法隆寺の大改修の時、国宝の五重塔の九輪の四方にあげられている大きな魔除け鎌を鍛造し、昭和27年に奉納しています。店内では、この魔除け鎌と同じものを手に持たせて頂けます。

境内の大蘇鉄は、織田信長の所望で安土城に移植されたものの毎夜「堺に帰りたい」と泣いたため、再び堺へ返されたという伝説の樹で、国の天然記念物に指定されています。また、慶応4年の堺事件での土佐十一烈士切腹の地でもあり、その遺品が残ります。

堺で生まれた２人の偉人、千利休と与謝野晶子をテーマに堺の魅力を体験し楽しめる施設（茶の湯体験施設など）や堺観光情報案内施設など、「堺」のエッセンスをぎゅっと凝縮した施設です。

三好長慶が建立し、大阪夏の陣で焼失後、元和5年（1619）沢庵和尚により再建されました。国の名勝枯山水の庭、天井に八方睨龍が見られる国の重要文化財の仏殿、千家一門の供養塔、利休好みの茶室実相庵、また伝説の徳川家康の墓などが見られます。

日本最大の前方後円墳。エジプトのクフ王のピラミッド、中国の秦の始皇帝陵と並ぶ世界の３大墳墓であり、日本で一番大きな古墳です。倍塚と考えられる古墳は10基以上に及び、5世紀中頃の築造と考えられます。

今井宗久ゆかりの「黄梅庵（おうばいあん）」と名匠仰木魯堂設計の「伸庵（しんあん）」（いずれも登録有形文化財）。
伸庵では、気軽に抹茶を楽しめる立礼席をご用意しています。（立礼席呈茶：一服500円）

今井宗久ゆかりの「黄梅庵（おうばいあん）」と名匠仰木魯堂設計の「伸庵（しんあん）」（いずれも登録有形文化財）。

堺の歴史、美術、考古、民族などに関する資料を展示しています。
原始・古代から中世・近代まで、堺の歴史・文化がひと目でわかります。