貴重な文化財から、日本の歴史を紐解く旅へ出発!
現代日本のものづくりの礎を築き上げた、先人の創造力に感動すること間違いなし!夏休みには、子どものためのおもちゃ作りの体験講座や、親子で楽しめる入場無料のギャラリー展示なども開催。歴史を見て・感じて、楽しく学べる博物館です。
堺市立みはら歴史博物館は、『カタチ造りの達人』を軸に、「河内鋳物師(かわちいもじ)」と「黒姫山古墳」をメインテーマにした展示室と、講演会・音楽会・映画会等の催しや、研修会・レセプション等の催しなど、文化・芸術にふれ、交流できるホールなどの複合施設で、愛称のM・Cみはらは、Museum(博物館)と、Community(交流)をイメージしたものです。
鎌倉時代を中心に活躍し、優れた鋳造(ちゅうぞう)技術をもった技術者集団が「河内鋳物師(かわちいもじ)」です。彼らは、奈良県東大寺真言院の梵鐘など、確認できた鎌倉時代の梵鐘のうち、60%近くを制作しました。
また、治承4年(1180)の平家による南都(なんと)焼討ちで焼失した東大寺の大仏修復にたずさわり、建長4年(1252)に始まった鎌倉大仏の鋳造に加わるなど、日本の歴史に大きな足跡を遺しています。
「黒姫山古墳」は、百舌鳥古墳群(もずこふんぐん)と古市古墳群(ふるいちこふんぐん)との中間にあり、豪族「丹比氏(たじひし)」の首長の誰かのものと考えられ、単一古墳の出土数で日本最多である24領の甲冑(かっちゅう)を出土した古墳として、全国的に注目されています。
昭和32年(1957)には国の史跡指定を受け、平成20年(2008)には出土甲冑類一括が堺市指定有形文化財に指定されています。
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