とっておき旅プラン(晶子歌碑巡りコース)

与謝野晶子
その人生をなぞる

晶子の生家跡や、晶子と与謝野鉄幹を引き合わせたといわれる河野鉄南が住職であった覚応寺、晶子と鉄幹がはじめてデートした浜寺公園など、エピソードがつたわる地と歌碑・文学碑をたずねませんか。またさかい利晶の杜内に、晶子に関する資料があるのでぜひお立ち寄りください。

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堺女子短期大学

「山の動く日きたる」という晶子の有名な詩碑がキャンパス内に建てられています。

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覚応寺

正中山覚応寺といい覚如上人に帰依「覚応」と改名した伊予の豪族河野通元が建てた覚応坊が起源。住職河野鉄南は与謝野晶子と鉄幹をひきあわせた人で、境内に晶子の歌碑があり、毎年5月29日の晶子の命日に白桜忌が開催されます。

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本願寺堺別院

市内最大の木造建築で「北の御坊」とも呼ばれ、現在の本堂は1825年の再建。明治4年の廃藩置県後10年間堺県庁として使用後、浄土真宗本願寺派へ返還され堺県庁跡として府指定の史跡となっています。鐘楼の梵鐘は1617年の銘をもち、大坂夏の陣で焼失した念仏寺のために堺奉行が再鋳、明治初期に堺別院に移されたもの。堺復興の記念碑的な資料、年代の明らかな市内最古の梵鐘として市の有形文化財に指定されています。

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与謝野晶子生家跡

堺に生まれ明治・大正・昭和を短歌とともに生きた情熱の歌人与謝野晶子。明治34年出版の「みだれ髪」は、鉄幹へのあふれる愛と青春のみずみずしさを歌いあげ、浪漫主義の代表作となりました。甲斐町の生家跡には「海こひし潮の遠鳴りかぞへつつ少女となりし父母の家」の歌碑があります。歌碑周辺の石組みは歌にちなみ、海の波をイメージして高低に配し、所々の青色タイルは光る水面を表現しています。

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さかい利晶の杜

千利休と与謝野晶子を通じて堺を見て、触って、体験できるミュージアムが平成27年にオープン。「千利休茶の湯館」「与謝野晶子記念館」など4つのエリアに分かれた館内では、タッチパネルや映像で千利休をはじめ堺の観光情報や、みどころをわかりやすく紹介。
「茶の湯体験施設」では三千家(表千家、裏千家、武者小路家)のお点前により抹茶とお菓子を気軽にお楽しみいただけます。

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三菱東京UFJ銀行 堺支店前

晶子生家跡から大道筋をはさんで向い側に「菜種の香古き堺をひたすらむ 踏ままほしけれ殿馬場の道」の歌碑があります。

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中央図書館前

情報科学・法律・歴史・地理・政治・経済・文学関係の蔵書約57万5千冊。戦前からの資料を蓄積した書庫、充実した郷土資料を有する一般閲覧室などの他、正面には与謝野晶子や河井醉名の歌碑があります。

8

大仙公園

仁徳天皇陵古墳に隣接する33万平方メートルの緑と歴史に包まれた市のシンボルパーク。どら池、芝生広場、児童の森など自然との触れ合い空間や、博物館、茶室、日本庭園などがあり「日本の歴史公園100選」の一つです。

9

浜寺公園

明治6年完成の日本最古の公園の一つ。「名松100選」の美しい松林を誇る白砂青松の面影を残し、プール、交通遊園や春秋が見ごろのばら庭園などがあり、250種6,500株のばらが華やかな色と香りを演出します。

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羽衣国際大学

「朝ぼらけ羽ごろも白の天の子が 乱舞するなり八重桜ちる」の歌碑は、正門が開いているときは、自由に見学できます。

堺観光ガイドブック

堺観光ガイドマップ、堺エリアマップ、百舌鳥古墳群めぐりマップなどの堺の観光パンフレットは、観光パンフレットページにてダウンロードしていただけます。

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