観光ツアー「伝統ある堺の和菓子作り」体験レポート

観光コンシェルジュが
カワイイ和菓子作りに挑戦

千利休や茶の湯とゆかりが深い堺の街では、おいしい和菓子も名物のひとつ。今も町のあちこちに老舗や名店が点在していて、職人さんたちが切磋琢磨しながら、四季折々の独創的な和菓子づくりを手がけています。

そんな歴史ある「堺和菓子」づくりを気軽に体験できるのが「まち家カフェ Sacay」。
堺観光コンシェルジュの松本 千明さんが、初めての和菓子づくりを体験してきました。

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リラックス感あふれるカフェで職人さん直伝の技にふれる

この日、約1時間の和菓子づくり体験をご指導くださったのは、堺で90年以上続く「宝泉菓子舗」の3代目 前田崇之さん。

最初に「堺和菓子」の魅力についてお話を伺ったのち、お茶席でもおなじみの「練りきり」という生菓子づくりがスタートしました。

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「まずは、伝統的な菊の意匠を作ってみましょう」と前田さん。
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和やかなムードの中、手のひらで生地を丸くのばし、餡をきゅっきゅっとリズム良く包んでいきます。

続いて、「三角べら」という木の道具で、表面に筋を入れて花びらを表現していきます。

最初は加減がむずかしいのですが、前田さんからコツを教わると、誰もがぐんぐん上達。

この後、中央に黄色の花芯(しべ)をつければ完成。「きれい!」と思わず歓声があがります。

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パンダにみかん、ザビエコくんまで!?
独創的な和菓子づくりに夢中

続いて2つ目の練りきりに挑戦。なんとお題は自由! 「伝統やルールに縛られず、自由な感性で和菓子に親しんでもらえたら。ゆるキャラでも動物でも、なんでもお教えしますよ」と笑顔で話す前田さん。子ども向け教室がきっかけで、即興の「キャラクター和菓子」づくりをマスターされたという前田さんは、どんなリクエストもお手のもの。その言葉に励まされ、松本さんは「桜」、他のメンバーは「鯛」「みかん」「チューリップ」「はさみ菊」を選び、見事に完成させました。お皿の上も一層カラフルでにぎやかに。

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前田さんがデモンストレーションで作ってくださった和菓子たち。
細かな菊の花びらは「堺製のハサミ」で切り出しているそう。みかんも驚くほどリアル!
右下は、堺の観光PRキャラクターのザビエコくんと百舌鳥・古市古墳群PRキャラクターのハニワ課長。即興とは思えない再現度です。
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完成後はティータイム
マイ和菓子とお抹茶で一服

2つの練りきりが完成したら、お抹茶や煎茶、コーヒーなど好きな飲みものと一緒に試食タイム。お皿に盛りつけた様子も愛らしくて、うっとり!小豆や砂糖、もち米など、天然の材料で作り上げるお味も「上品な甘みでおいしい!」と大好評でした。「手のひらや指先だけで、こんなに繊細な形が生まれるとは。職人さんの手技の素晴らしさ、和菓子づくりの楽しさを体感できました!」と松本さん。

今でこそ「和菓子=伝統」というイメージですが、その昔、茶人たちは常に目新しく、ワクワクするような菓子をこぞって職人さんに注文していたとか。そう、和菓子は時代の最先端の存在であったのです。前田さんのユニークな試みも、こうした精神を受け継ぐひとつに違いありません。

ぜひ皆さんも、伝統といまを楽しく学べる「堺和菓子」づくりを体験してみてくださいね!

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講師紹介
宝泉菓子舗 前田崇之さん

堺市内に4店舗を展開する、創業90余年の和菓子店の3代目。新作菓子も積極的に手がけ、「堺の新名物に」と前方後円墳の焼印を入れて開発した『古墳焼』は、2017年「堺W-1グランプリ」でグランプリを受賞。

巧みな職人技術を生かし、製菓学校の講師を務める一方、人や動物を象ったカラフルで独創的な「キャラクター和菓子」を提案。幅広い世代への和菓子の普及に力を注がれています。

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会場
まち家カフェ Sacay

「堺の和菓子を楽しむ」をコンセプトに、2017年1月に堺山之口商店街でオープン。市内の名店の生菓子を日替わりで味わえるほか、オリジナルメニューの「みかんくるみ餅」は、爽やかな甘みと酸味で早くも名物に。

堺の老舗茶舗「つぼ市製茶本舗」「西尾茗香園」の日本茶や、日本刀の材料となる「玉鋼(たまはがね)」を使って焙煎した「堺珈琲」など、ドリンクに丁寧にこだわっているのも魅力です。

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<会場周辺の観光スポットをご紹介>

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開口神社(あぐちじんじゃ)

「まち家カフェ Sacay」から徒歩1分。「大寺(おおてら)さん」の名でも親しまれる歴史ある神社です。堺の海を守る神さまを祀るほか、安産のご利益もあります。最近は、見た目も愛らしい「晶子恋歌みくじ」が人気。堺出身の歌人で、恋多き女性として知られる与謝野晶子の歌一首と恋の行方を占う一言、願いを込めて結ばれた水引の花がついてきます(300円)。

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旧堺燈台

「堺のシンボル」として愛されるレトロな六角錐(すい)形の燈台で、明治10(1877)年建造。現地に現存する日本最古の木造洋式燈台として知られています。爽やかな青空に映えるのはもちろん、オレンジ色の夕陽に染まってゆく姿も絶景! デートスポットや映画のロケ地としても人気を集めています。毎年「海の日」とその前日は1階内部が一般公開されるので、ぜひこちらも訪ねてみてください。

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モデル:松本 千明(堺観光コンシェルジュ)

取材・文:山口 紀子 / 撮影:山崎 純敬

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