法雲禅寺(法雲寺)

慧極道明禅師が1672年に開山した黄檗宗の中本山格の寺。山門・天王殿・大雄宝殿・開山堂・耀先殿・方丈・鐘楼などがあり、有縁無縁の霊に灯火をささげ供養するお盆の「万灯会」、4月下旬頃に見頃を迎えるツツジでも有名です。

黄檗(おうばく)三傑の一人、慧極道明(えごくどうみょう)禅師によって、寛文12年(1672年)に開山された禅宗の一派黄檗宗の中本山格の寺で、1万坪の境内には山門・天王殿・大雄宝殿(だいおうほうでん)・開山堂(かいさんどう)・耀先殿(ようせんでん)・方丈・鐘楼などがあり、建築当初の伽藍構成を今に残し、大雄宝殿には3,333体の本尊が安置されています。
お盆8月15日の万灯会は、有縁無縁の霊に灯火をささげ、供養する伝統行事で、願いを込めた千基にのぼる灯ろうにろうそくの火がともり、境内に幻想的な雰囲気をもたらします。これは文政8年(1825年)に始まったとされ、廃仏毀釈で一時中断されましたが、100年以上の時を経て復活したものです。
また、市の花木であるツツジの名所としても有名で、広い敷地に1,000株の赤・白・ピンクのツツジが咲き、見頃を迎える4月下旬頃には1日1,000人以上の人々が訪れ、その景観は「花咲けばツツジの海」といわれるほど豪華絢爛です。

所在地

堺市美原区今井192

アクセス

近鉄バス「今井バス停」下車、南海バス「今井南バス停」下車

料金

無料

営業時間

8時頃~17時頃(季節により変動)

お問い合わせ

施設名

法雲禅寺(法雲寺)

電話番号

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